富士企画書籍 第10弾 !!!

もう年金だけでは老後を楽しめない
お金に不自由なく好きなことを思い切り楽しむ人生を

50歳からはじめる!老後生活を豊かにする不動産投資術

弊社新川代表の新刊10冊目
「7月3日」に発売 !!

単行本 ¥1,980(税込)

はじめに

 人生の折り返し地点になると「これから何を目指すのか?」と自分に問いかける瞬間があります。
 私は不動産投資に携わり、多くの人を成功へ導くお手伝いをしてきました。私の経営する2つの会社も順調で、これまでに9冊の著書を出版し、充実した人生を送っています。
 しかし、それでもまだ「挑戦したい」という気持ちが消えることはありませんでした。
 そんな私が新たに挑戦したのは、サハラ砂漠マラソンでした。
 気温50℃、砂漠の過酷な環境、250kmを7日間で踏破するレース。こんなクレイジーな挑戦があるのか?
 しかも、荷物はすべて自分で背負い、自己完結しなければならないのです。
 なぜ、こんな過酷なレースに参加したのか。その理由はシンプルです。
「未知の世界に飛び込み、限界を超える経験をしたい」
 ただそれだけです。
 不動産業界の世界に足を踏み入れたときも全く同じで、何度も失敗を繰り返しながら成功の道を見つけてきました。
 私は挑戦の中でしか、本当の成長はないと確信しています。ビジネスの世界でもよく言われますが、人生全般にも言えることです。
 挑戦しなければ、視野は広がらず、新しい世界を知ることはできません。
 サハラ砂漠マラソンは、まさに私にとっての「新たなる挑戦」だったのです。
 今年で53歳。「もう若くないのに、そんな過酷なことをする意味があるのか?」そう言われることもありました。
 でも、私は思うのです。「何歳だから」という理由で挑戦を諦めるのは、あまりにもつまらないのではないでしょうか。
 年齢は、ただの数字にすぎません。
 不動産投資でも、年齢を理由に始められない人がいます。それでも実際に結果を出している投資家さんは、何歳からでも行動を起こしています。
 もちろん体力的には若者に敵わないでしょう。しかし、経験と戦略でカバーできる部分もあります。これは、ビジネスの世界でもまったく同じだと考えます。
 50歳を超えた今だからこそ、この挑戦に意味があるのです。
 限界を決めるのは自分自身です。私は、その枠をぶち壊したいと思います。
 もう少しだけ、サハラ砂漠マラソンの話をさせてください。
 サハラでは走るのではなく、サーフボードを持って歩くことを決めました。実際、現地では「なぜ、そんな重いものを?」と多くの国の方から聞かれました。
 それは、私が経営者であると同時にサーファーでもあるからです。
 サーフィンは私の人生の一部であり、海がない砂漠のど真ん中にサーフボードを持ち込むことに、何か面白さを感じたのです。
 サーフボードを背負いながら、砂漠を歩く・・・。それは、私の生き方そのものを象徴しています。
 私の人生には、いくつかの大きな軸があります。
 不動産投資、会社経営、サーフィン、そして今回のサハラ砂漠マラソン。
 これらは一見するとバラバラに見えるかもしれませんが、実は共通していることがいくつかあります。
 共通点のひとつ目は「とにかく飛び込んで体験してみること」。
 サハラ砂漠マラソンでは、完璧な準備なんて存在しません。
 テントの中にまで吹き込んでくる砂嵐の驚異は体験した者でなければわからないし、どれだけトレーニングを積んでも、実際に砂漠を走ってみないと足の指の痛みなど理解できるはずもありません。
 不動産投資でも同じことが言えます。
 本書の読者の皆さんは、50歳前後の方が多いかと想像します。そんな人にとって不動産投資は、これまでの人生で積み上げてきた経験を、限界突破の場として試せるでしょう。
 過酷な環境の中で、どこまで自分の力を生かせるか? それを知ることが、次のステージに進むための鍵になるのではないでしょうか。
 もうひとつの共通点は「決断力」です。とくに不動産投資の世界では、決断の速さが成功の鍵を握ります。
 物件を買うとき、融資を受けるとき、売却のタイミングを見極めるとき、すべてにおいて決断力が問われます。
 今回のサハラ砂漠マラソンへの挑戦でも決断が重要でした。
「7日間で250kmを走破する過酷なレース」「50℃近い気温の中、自己完結型で挑む」——こんな無謀とも思える挑戦に、なぜか強く惹かれて、その日のうちにエントリーを決めました。
 この2つの共通事項をまとめると「やると決めて動く!」です。
 私はこれまで多くの不動産投資家の成功を間近に見てきましたが、これができる投資家さんが大きく成功されています。
 成功の定義にはいろいろありますが、不動産投資においては、結果を出すことです。
 実際、不動産投資では、多くの果実ももたらされます。
 もっとも大きいのは、給料以外の副収入の確立です。給与収入を増やそうとするなら、「出世をする」「転職をする」などがありますが、50歳を過ぎれば会社員人生の先は見えています。
 しかし、不動産投資を行えば、安定的な家賃収入が見込めます。
 毎月しっかり入ってくる家賃があれば、生活にゆとりが生まれますし、老後の年金生活を支えてくれる強い味方にもなります。不動産投資として購入した物件は、家族に遺せる資産にもなります。
 こうやって先々の不安がなくなったら、もっと自由になれませんか?
 昔好きだったことに再挑戦するのはもちろん、私のサハラ砂漠マラソンのように新たなことにも挑戦できて、多くの経験とかけがえのない仲間が得られるでしょう。
 これまで一生懸命働いてきた皆さんにこそ、もっともっと自分のしたいことに貪欲になってもらい、会社を引退してからの生きがいにしてほしいです。
 老後の成功とは莫大な資産を築き上げることではありません。成功はあなたにとって、もっと近いところにあるものです。
 あなたのしたい生活を実現する。したい挑戦ができる環境にあること。
 それができるようになるために、どうか不動産投資を怖がらずに取り組んでいただきたいです。実現は決して難しくありません。
 本書では、これから不動産投資に挑戦する50代の方に向けて、できるだけわかりやすく、失敗しにくい手順を書いたつもりです。もちろん40代60代の近い年代の方でも再現できます。
 当然ながら私(当社)ならではのオリジナルの要素も詰め込んでおります。
 この本に出逢ったのも何かのきっかけかもしれません。まずは最後まで一通り読んでみてください。
 不動産投資を始めた先に何が待っているのか。
 自分自身や家族の未来を切り開く旅が、いま始まります。

新川 忠義

弊社新川代表の新刊10冊目
「7月3日」に発売 !!

単行本 ¥1,980(税込)

目次内容

はじめに

第1章 50歳はまだ折り返し地点 人生100年時代をどうしたら楽しめるのか?

  • 50代からの人生で大切なものは?
  • 不動産投資を始めてみたものの・・・
  • 人生目標シートでこれから必要な「お金」が見えてくる
  • 使い切れないお金に意味はない
  • 50代からの「時間」はあっという間に過ぎ去る
  • 遊びにもタイムリミットがある
  • 長く楽しむために「健康」は必須!
  • もう誰もが同じことをできる年齢ではない
  • 「仲間」が長い人生を支えてくれる
  • 家族のために頑張り、家族に感謝を伝える
  • こんな時代だからこそ、投資と仲間が大事

第2章 人生後半の投資は不動産投資が有利なわけ

  • 不動産投資のメリット
    ●労働しなくてもよい/●経験を活かすことができる/●お金を借りられる/●相続対策/●成功しやすい事業
  • 不動産投資のデメリット
    ●借入期間が短い/●災害リスク/●告知事項/●流動性が低い/●人口減少の影響を受ける/●入居者トラブルが心配/●大家さんが見に行く必要はない/●DIYも必要ない/●家族の理解が得られない/●行動のスピードが遅くなる/●大家さんの宅建取得に意味はない?/●不動産投資にコンサルタントは必要か

第3章 50歳から大家さんを始めて成功した「8人のチャレンジャー」たち!

  • 【チャレンジャー一人目】
      属性と資産背景を活かし、1000万円以上のCFを目指す
      X・Y さん 開業医(66歳/男性)
  • 【チャレンジャー二人目】
      安定のアパート収入を得て本業に専念
      T・K さん 会社経営(50歳/男性)
  • 【チャレンジャー三人目】
      確固たる融資条件+自己資金で投資物件を増やす
      K・T さん IT系企業勤務(55歳/男性)
  • 【チャレンジャー四人目】
      築浅・駅近・土地勘ありの1棟目で好スタート
      T・O さん 会社員(49歳/男性)
  • 【チャレンジャー五人目】
      資産のバランスを整え融資開拓に成功
      M・K さん 大手メーカー勤務(55歳/男性)
  • 【チャレンジャー六人目】
      株で得た資金を安定の不動産へ移動
      Y・Y さん 食品関係の会社員(60歳/男性)
  • 【チャレンジャー七人目】
      夫婦の世帯年収で融資を獲得してファイヤー
      M・A さん 公務員(50代/女性)
  • 【チャレンジャー八人目】
      資産価値のあるファミリー物件で規模拡大
      O・K さん 外資系の会社員(55歳/男性)

第4章 50歳からはじめる不動産投資・成功への道
    ~物件探し・融資・購入~
    まずは一連の流れを理解しよう

  • 【物件探し】
    物件探しの基準はどう考える?
    まずはポータルサイトをチェック
    不動産業者と信頼関係を築く
    自分が「買える」ことをアピール
  • 【物件調査】
    すぐに現地へ出向く
  • 【買付】
    買付・指値のコツ
    指値交渉の極意
    指値でしてはいけないこと
  • 【融資】
    融資を使ってスピードアップ
    アパートローンとプロパーローン
    融資には順番がある
    融資開拓は紹介が近道
    自己資金は最低限、物件価格の1割
    適正な返済比率は50〜60%程度
    金利交渉と借換え
  • 【契約・決済】
    売買契約時の確認事項

第5章 高齢者になってからの賃貸経営の注意点・事前対策

  • 管理会社は大切なパートナー
  • 値段だけでは決めないこと
  • 物件の特徴による管理会社選び
  • 遠隔物件の管理は大変なのか
  • 買ってからが本当のスタート!
  • 極力、家賃の値下げをしない

第6章 次世代継承への備え、物件売却のコツ

  • その先を考えておくことが重要
  • 物件種別ごとの出口戦略
  • 売却のタイミングの見極め方
  • 売却を決意したら・・・
  • 赤字物件の売却価格はどう決めるのか?
  • 知っておきたい「契約不適合責任」

終章 サハラ砂漠マラソンで学んだ「成功へのゴールは変化し続ける」という真実

  • 過酷なサハラの現実
  • サーフボードを担いでマラソン
  • 4日目、私の番が来た
  • リタイア、そして絆
  • 挑戦するすべての方へ

おわりに

著者略歴

新川 義忠(しんかわ よしただ)

株式会社クリスティ代表取締役、富士企画株式会社代表取締役。
1972年、福岡県生まれ。不動産投資専門会社でトップ営業マンとして実績を挙げた後、2012年に独立、東京・四谷に富士企画(株)を設立。2016年より老舗不動産会社である株式会社クリスティの代表を兼任。サラリーマンから地主さん、プロ投資家まで様々な案件にて、現在までに約5000件の物件売買に関わる。「投資家目線でのアドバイス」「すぐには売らないスタイル」の人柄が信頼を呼び、著名大家さんも含めファンが多い。その手腕が話題となり、日本テレビ、TBSなどの人気番組への出演、FMラジオレギュラー番組ほか、メディアからの取材実績多数。
著書に『成功事例から学ぶ!不動産投資“1棟目”の買い方』『初心者でも「高く」「早く」売る!不動産売却“成功”への道しるべ』(共にごま書房新社)、『万年赤字物件を驚異の高値で売る方法』(幻冬舎)など累計10作。趣味はサーフィン(「シティウェーブ」世界ランキング入り達成)、滝行、社内や自己物件のDIYほか幅広い。2025年4月にサハラ砂漠マラソンに挑戦した。
●Facebook【新川義忠】 http://www.facebook.com/yoshitada.shinkawa
●株式会社クリスティホームページ https://www.christy.co.jp/
●富士企画株式会社ホームページ https://www.fuji-plan.net/
●新川義忠インスタグラム @surfrider.yoshio