富士企画書籍 第8弾 !!!

初心者でも「高く」「早く」売る!不動産売却“成功”への道しるべ

失敗しない売却への6つの必須知識!

弊社新川代表の新刊8冊目
恒例の「7月3日 波の日」に発売 !!

単行本 ¥1,870(税込)

「Amazonアパート・ビル経営カテゴリ ベストセラー1 !!」

はじめに

著者の新川忠義

 長かったコロナ禍が明けて、人々の生活が平常に戻りつつあります。
 大きく変化を感じたのが昨年10月からの国による水際対策の大幅緩和です。
 入国者数の上限が撤廃され、個人の外国人旅行客の入国も解禁されるなど、ほぼコロナ禍前の状態にもどり、訪日外国人観光客の姿をあちこちで見かけるようになりました。
 そして、今年の5月からはこれまでの「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」から「5類感染症」に移行されました。
 それまでは外出自粛の要請や入院勧告などの厳しい措置がとられていましたが、季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」になることで、法律に基づいた外出自粛の要請などはなくなりました。
 マスク着用などの感染対策は個人の判断に委ねられるほか、幅広い医療機関での患者の受入れも可能となり、3年余り続いた国のコロナ対策は大きな節目を迎えました。
 そのほかのトピックといえば、10年ぶりの日銀総裁交代です。
 黒田東彦総裁が4月に任期満了を迎え、後任に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏が就任しました。
 植田新総裁がどのような金融政策を行うのか注目を集めていましたが、当面は黒田時代の政策を維持するのではないかと考えられています。
 つまり、「しばらくは変化なし」という見方です。
 そうしたなかで、不動産投資業界はどのような動きがあるのかといえば、あまり変化はありません。
 融資については門戸が広く開いているとは言いがたいものの、ピッタリ閉じているという状況でもなく、一定条件を満たせばフルローンが受けられることもあります。
 ただ、コロナ禍を経て「収益不動産を買いたい人」はますます増えています。
 詳しくは本文に譲りますが、コロナ禍では副業の推進もあり、サラリーマンの会社依存がますます減った印象を受けます。
 その結果、サラリーマン向けの副業として「不動産投資」に注目が集まっているのです。
 こうして買いたい人が増えているのに、物件が少なければ物件は高く売れます。そういう意味では、今が売り時なのは間違いありません。
 そもそも不動産投資には「所有時に得られるキャッシュフロー(インカムゲイン)」と、「売却時の利益(キャピタルゲイン)」があります。
 キャッシュフローとは、家賃収入から経費を引いて残る利益を指します。
 単純に、安く買って高く売れば利益になりますが、長く物件を保有してキャッシュフローを得ていれば、購入した価格以下で売却したとしても、トータルで収益がブラスになる場合もよくあります。
 ですから、買った金額より高値で売却するに越したことはありませんが、必ずしも高く売れなくても良いのです。
 トータルで見て収益が増えていれば、充分に成功していると思います。
 一見、時間がかかって地味に見えますが、これが損をしない物件売却の考え方です。
 いずれにしても、いつまでに売りたいのか、いくらで売りたいのか、世の中の市況はどうなのか、買い手のニーズはどうなのか、それらを複合的に考えて判断する必要があります。
 こうした基本的な話を知らない方も多く、それは地主さんだけではなく、勉強熱心な会社経営者さん、サラリーマン大家さんなども間違った売り方をして損をしている人が散見されます。
 購入時はもちろんのこと、売却時においても「どの不動産会社と、どのような取引をするのか」というのは重要です。
 一口に不動産会社といっても説明している内容や、お客さんに対しての考え方は大きく異なるものです。
 業界のことを悪く言いたくはありませんが、お客さんをカモに見ているような悪質な会社、お客さんに損をさせても自分の利益を取りたい会社も存在します。
 また、営業マン自身は悪気がなくても、間違った知識や情報を信じ切っているケースもあります。
 つまり、性善説で不動産会社に接するのは危険なのです。
 こうしたことから、全ての分野の不動産オーナーが正しい売却知識を身につけるのは、これからの時代に必須だと思っています。
 著書8作目となる本書では、皆さんの物件を「高く」「早く」売却をするために、知っておくと有利になる業界のルールや失敗しないための必須知識、さらに成功事例などを6つの章にわけてご紹介していきます。
 内容を理解して実践していただければ、売却の流れ、不動産業者の見極め方、タイミング、物件種別ごとの特徴など、売却に関するひと通りの知識を身につけることができます。
 売却未経験の方もいらっしゃるでしょうから、初心者でも実践できる内容で執筆したつもりです。
 もちろん、念頭には私の25年の経験から「損をしない売却」を取り入れたノウハウです。
 普段、私があまり話さないマイホーム売却に使える手法も紹介しているのが本作の特徴のひとつです。
 また、売却に関する少し難しい税知識も、第6章で私が頼りにしている浅田税務会計事務所の尾鉄朗税理士監修のもとにご説明しております。
「知らなかった」では済まされないのが不動産の世界です。
 皆さんの売却をより良い結果に繋げるためにも、ぜひ本書をご活用ください。

新川 忠義

弊社新川代表の新刊8冊目
恒例の「7月3日 波の日」に発売 !!

単行本 ¥1,870(税込)

目次内容

はじめに

序章 なぜ、いま売却が過熱しているのか?

  • 1、コロナ禍でも伸びた収益不動産の売買
  • 2、副業の浸透が売買を活発化させている
  • 3、コロナ禍で高まったマイホーム熱
  • 4、投資規模拡大には売却が必須なワケ
  • 5、不動産の価格はしばらく急落しない
  • 6、オリンピック後の地価事情

第1章 「大手」「老舗」「地元」だけで決めない!
    売却で「頼れる不動産会社」8つのチェックポイント

  • 1、「大手」「老舗」「地元」がよいとは限らない
  • 2、収益物件の価値がわかっているか?
  • 3、実績・クチコミ・リピートの多い会社か?
  • 4、実際の相場を知っているか?
  • 5、複数の売却ルートを持っているか?
  • 6、売却情報の出し方を熟知しているか?
  • 7、高額査定の不動産会社はオススメではない
  • 8、金融機関との太いパイプがあるか?
  • コラム① こんな業者にいくと買い叩かれる!

第2章 「もったいない…」「騙された…」と後悔しない!
    「売却のための基礎知識」9つの視点

  • 1、有利な売却のためにすべき準備
  • 2、媒介契約の種類とポイント 一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類
  • 3、査定の極意
  • 4、契約不適合責任とは?
  • 5、情報は出しすぎない
  • 6、ポータルサイトは“出会い系サイト”
  • 7、多くの投資家は未公開物件を求めている
  • 8、売却依頼から契約・決済までに必要な書類と手続き
  • 9、転売をするのは法律違反なの?
  • コラム② 気を付けよう! 家賃滞納の罠

第3章 私がサポートした売却成功事例
    ~マイホーム区分所有から、木造アパート・RCマンションまで~

  • 1、木造アパートの売却事例
      ○東京都在住 Aさん(40代前半・上場会社)
  • 2、木造アパートの売却事例
      ○東京都在住 Bさん(40代前半・飲食店経営)
  • 3、軽量鉄骨アパートの売却事例
      ○群馬県在住 Cさん(30代・公務員)
  • 4、木造アパートの売却事例
      ○茨城県在住 Dさん(70代・農業)
  • 5、マイホーム(区分マンション)の売却事例
      ○東京都在住 Eさん(40代前半・自営業)
  • 6、軽量鉄骨アパートの売却事例
      ○埼玉県在住 Fさん(50代前半・食品メーカ—)
  • 7、RCマンションの売却事例
      ○栃木県在住 Gさん(60代・税理士)

第4章 売却のタイミングを見極める

  • 1、どんな人が売却を検討するのか
      【プラスの売却】=利益を確定させたい場合
      【マイナスの売却】=損益を確定させたい場合
  • 2、「高く」売るための条件とは
  • 3、地方物件の売却
  • 4、銀行評価との乖離をどうするのか
  • 5、家賃を下げると物件価格も下がる
  • 6、誰に売るかを想定する
  • 7、その他の物件の売却
  • 8、売らずに所有し続けるという選択
  • コラム③ 管理会社との関係性も大事!

第5章 物件種別で変わる売却方法

  • 1、物件種別で異なる特徴を把握しよう
  • 2、区分マンションの売却
  • 3、住居系一棟物件の売却
  • 4、商業系一棟物件の売却
  • 5、エリアの影響は?
  • コラム④ 物件バリューアップの考え方

第6章 知らないと損をする税金の話
    監修/浅田税務会計事務所 税理士 尾﨑鉄朗 氏

  • 1、5年内に売ったら大損する!? 〜譲渡所得税を理解しよう~
  • 2、減価償却を意識するのも大事 …… 167
  • 3、大幅節税も可能 ~マイホーム売却の特例~
  • 4、法人所有の物件の売却
  • 5、相続税の落とし穴
  • コラム⑤ 売却後、あえて再投資をしないという考え方

おわりに

◆巻末付録「付帯設備表」「物件状況確認書」サンプル

単行本 ¥1,870(税込)

著者プロフィール

新川 義忠(しんかわ よしただ)

株式会社クリスティ代表取締役、富士企画株式会社代表取締役。
1972年、福岡県生まれ。不動産投資専門会社でトップ営業マンとして実績を挙げた後、2012年に独立、東京・四谷に富士企画(株)を設立。2016年より老舗不動産会社である株式会社クリスティの代表を兼任。
サラリーマンから地主さん、プロ投資家まで様々な案件にて、現在までに約4800件の物件売買に関わる。「投資家目線でのアドバイス」「すぐには売らないスタイル」の人柄が信頼を呼び、著名大家さんも含めファンが多い。その手腕が話題となり、日本テレビ、TBSなどの人気番組への出演、FMラジオレギュラー番組ほか、メディアからの取材実績多数。
著書に『不動産投資を始めて“ワクワク人生”を歩もう!』『「いま」から始めて成功する“秘伝”の不動産投資!』(共にごま書房新社)、『万年赤字物件を驚異の高値で売る方法』(幻冬舎)など累計8作。趣味はサーフィン(「シティウェーブ」世界ランキング入り達成)、滝行、社内や自己物件のDIYほか幅広い。
●Facebook【新川義忠】 https://www.facebook.com/yoshitada.shinkawa
●株式会社クリスティホームページ https://www.christy.co.jp/
●富士企画株式会社ホームページ https://www.fuji-plan.net/
●新川義忠インスタグラム @surfrider.yoshio